大正野球娘。 第12話「土と埃にまみれます」


 大正野球娘。 第12話「土と埃にまみれます」の感想です。

 今回で最終回。全編とおして朝香中との試合でしたね。

 内容的には話の密度が濃い、素晴らしい最終回でした。
 試合の決着と伏線の回収を1話で綺麗に纏めていましたね。
 お約束のオンパレードという感じだったのですが純粋に面白く、文句の付けどころがない出来だったと思います。
 試合の方は残念ながら敗北してしまいましが、“全力を出した結果”なので後味が悪いということは全然ありませんでした。
 試合後の描写が清々しい雰囲気だったおかげでしょうね。

 全体的な感想としては脚本、演出、作画ともに高水準といった印象でした。
 内容的としては王道の展開を丁寧になぞったという感じですね。
 派手さはありませんが、その代わりに物語としての安心感や充実感が味わえる点に関しては保証します。

 個人的には原作の四巻が出たら是非とも二期を製作してもらいたいところですが……
 もし実現するにしても、来年、もしくは再来年といったところでしょうね。気の遠くなるような話です。



























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