これはゾンビですか? 第10話「いえ、それは爆発します」


 これはゾンビですか? 第10話「いえ、それは爆発します」の感想です。

 まったく必要のない一話。
 その気になれば3分で纏められるんじゃね?

 ユーが消えてから数ヵ月後。歩がユーと初めて出会ったコンビニでおにぎりを食べていると、そこに夜の王が現れる。
 夜の王は歩達を殺して、ユーを誘き出そうとするが、吸血忍者達の乱入により逃走。
 後日。歩のもとへ友紀から夜の王の居場所が判明したとの連絡が入る。ちょうどその頃、ユーは歩の家に戻って来ていた。
 夜の王に連れ去られるユー。歩達はユーを取り戻しに夜の王の家へと向かうが、またしても逃げられてしまう。

 まずユーが消えてから数ヶ月経っている意味がわかりませんね。舞台を夏から冬に移す必要でもあるのでしょうか?
 そして夜の王と遭遇→逃げられる→追いかける→逃げられるという時間の無駄としか思えない脚本。
 こんなまだるっこしいことをするくらいなら、第09話のラストで夜の王がユーを連れ去ればいいだけだと思うのですが……まったく何がしたいのやら。
 
 今回で明らかになったことと言えば、夜の王の目的が仄めかされたことと、セラがユー殺害の任を放棄したことで裏切り者扱いされていること、吸血忍者達が派閥の枠を超えて夜の王を追っていることくらいでしょうか。
 これらにしたって、無駄な追いかけっこを省けばもっと丁寧に説明できた筈です。

 尺が余っているのでしょうかね?
 それならそれで、もっと遊んでもいいような気がしますが……勿体ない。






















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