刀語 第10話「誠刀・銓」


 刀語 第10話「誠刀・銓」の感想です。

 観よう観ようとは思っていたが、結局ずるずると先延ばしにしてしまった。

 刀集めというよりはとがめと七花の精神的成長のための回といった趣でしたね。クライマックスに向けてここらで一度、原点に立ち返ろうといった狙いがあっての一話でしょうか。
 
 最初から最後まで七花は彼我木輪廻と問答をしているだけ、とがめは穴を掘っているだけと退屈極まりない展開だったのですが、今回の話のテーマがテーマだっただけにそれも仕方のないことなのかもしれません。
 ひとつ言わせて貰うとすれば、会話中心の構成にするならするで、彼我木輪廻の声をもう少し何とかしてもらいたかったですね。聞いていて頭痛がしてくるとは思いもしませんでした。
 (あくまで個人的に苦手な声質だったという程度です。声優さんをけなすつもりはまったくありません)

 もう終盤ということもあって伏線を回収してきましたね。
 今回のラストで虚刀流を作ったのは四季崎記紀だという事実が明かされましたが、まだ完成形変体刀、そして虚刀・鑢を作った理由が謎のままですね。あと二話でその辺りの事情も明らかになるのでしょうか?

 次回は「毒刀・鍍」。真庭忍軍との決着回。
 第12話まで一気に観た方がいいんだよなぁ……


























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