かなめも 第10話「はじめての、気持ち」


 かなめも 第10話「はじめての、気持ち」の感想です。

 開始から17分くらいまではベタ過ぎる。そこからラストまではヤバい。
 個人的にはそんな感じの話でした。

 ゆめのくだりはお約束の展開で、オチも奇を衒わずに無難に纏まっていたと思います。
 むしろ、今回の真価はオチがついてからですね。
 花火のシーンからラストまでの、寂寥を感じさせる演出が素晴らしかったです。
 かなが自分の抱えている寂しさに安易に答えを出さずに、わからないままで締めたのも、ラストへ向けての“引き”としての役目を果たしていますしね。

 しかし、かなの心情に関しては「思い出話」あたりからやけに引っ張りますね。
 これでラストのオチが大したことなかったら、どうしたものやら。
 (この手の日常系アニメでシリアスな展開を期待するのは、何だか本末転倒な気もしますが)


































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