フラクタル 第02話「ネッサ」


 フラクタル 第02話「ネッサ」の感想です。

 ネッサのキャラが……いや、面白かったけどさ。
 それにしても始まらないなー。

 物語は前回の続き、フリュネが残したブローチ型をしたデータから謎の少女“ネッサ”が飛び出してきたところから。
 ネッサのキャラがぶっ飛んでいましたね。某大ヒットガールズバンドアニメの主人公の3割増しくらいエキセントリックなキャラクターでした。ネッサのあの性格はキャラ付けなのか、それとも何か理由があってのことなのか? 前者だったらひどいとしか言いようがありませんw
 ネッサは人間ではないようですが、かといって普通のドッペルでもない様子。一体彼女は何者なのか、フリュネとの関係は? 謎ですね。

 ネッサを連れて街へと向かったクレイン。
 Aパートはネッサのターン。好き勝手に街を回るネッサと、それに振り回されるクレインというパターンの繰り返しでしたね。
 この辺りのネッサとクレインのやり取りでフラクタルのテーマがおぼろげながら見えてきました。個人主義が当たり前となった世界に対するアンチテーゼといったところでしょうか。
 まだわからないことが多すぎて、結論を出すのは早計ですが、個人的には興味を惹かれるテーマではありますね。
 エンターテインメント要素が弱すぎて、かったるいのはどうにかならないのか?と思いますがw

 ネッサを警察に預けて帰ろうとしたクレインのもとへ、前回登場した三人組が再び登場。
 フリュネを追いかけていた三人組(エンリ他2名)と三人から“アニキ”と呼ばれていた人物が登場。とは言っても、顔見せ程度で特にこれといった会話はありませんでしたが。
 彼らの目的も気になるところですね。彼らもまたこの世界に対して思うところあって、世界を変えようとしている、といったところでしょうか。

 両親との確執を感じさせる会話からネッサとの再会、最後に三人組に拉致されたところで次回へ続く。
 三人組と行動を共にすることで、物語を冒険ものへとシフトしていくと踏んでいますが……次回がどうなるかですね。









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