化物語 第05話「まよいマイマイ 其ノ參」


 化物語 第05話「まよいマイマイ 其ノ參」の感想です。

 まよいマイマイと銘打ちながら、ガハラさんに全て持っていかれた感のある第05話。
 今回は解決編。真宵の正体やひたぎの告白など、見どころの多い展開でした。

 今回の話で真宵の“正体”が明かされたわけですが、こうして真相を把握した上で考えると、其ノ壹と其ノ貮に様々な伏線が張られていたことがわかりますね。
 特に、其ノ貮での翼の言動がミスリードとして機能している点には感心しました。
 それを踏まえて考えると、暦の「家に帰りたくない」という悩みや、ひたぎの不自然な振る舞いにも意味があったのだと頷けます。

 “蝸牛”の対処方法に関しては「そんなんでいいのか?」と少々拍子抜けだったりしますが、予め「そんなに大したものじゃない」と言われていたので良しとしましょう。
 何だかんだ言っても、私有地の札の前で佇むところなんかは、見ていてちょっと切なくなってしまいましたしね。

 「見かけたら、話しかけてくださいね」

 個人的には、ラストのこの一言が素晴らしかったです。






























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