戦国BASARA弐 第12話「蒼紅決死戦! 激闘の果てに吹く風の音よ!!」


 戦国BASARA弐 第12話「蒼紅決死戦! 激闘の果てに吹く風の音よ!!」の感想です。

 幸村と毛利の戦いには腹抱えて笑った。
 劇場版、だと……?
 
 今回で最終回。真田幸村vs毛利元就、片倉小十郎vs竹中半兵衛、伊達政宗vs豊臣秀吉と3つの戦いが主な内容でした。
 家康&忠勝、石田三成の出番はほんの少しだけでしたね。

 場面を切り替えながら並行しての戦いだったので、感想は順を追って書くべきなのですが、面倒なので一組ずつ。

 まずは小十郎と半兵衛。
 「小十郎、刀持ってない方が強くね?」。殴り、蹴り、頭突きと、今までの囚われの姫君状態が嘘のような暴れっぷりでしたね。心なしかイケメン度もアップしているような?
 折れた六爪のうちの一本を懐に忍ばせておいて、最後にそれで決着を付けたところが格好良かったですね。

 続いて雪村と毛利。
 彼等の戦いに爆笑したのは自分だけでは無い筈w 幸村はやはり真面目に馬鹿なことをやるキャラが似合いますね。
 毛利の移動要塞“日輪”を槍で止めたシーンと、ラストの炎を纏いながら毛利元就を倒す場面がいかにも戦国BASARAな演出でした。
 あと、毛利元就の幸村評がアレな感じでしたね。「これぞ真の捨て駒、捨て駒としての理想〜〜」。真面目な顔してこんな台詞を吐いている時点で何かがおかしいかと。
 
 最後に政宗と秀吉。
 幸村と毛利が全部持っていってしまったせいで、イマイチ印象に残らない戦いでした。
 六爪が折れた後、最後に残った一本――小十郎の刀で戦うというのは、小十郎が六爪で止めを刺したのと繋がって熱い演出でしたね。製作陣が伊達好きなのが窺えます。
 決着に関しては、奇を衒うことなく渾身の一撃で秀吉の拳を粉砕して終了という王道的な展開でした。

 最後は武田、伊達の後日談をやって締め。
 久しぶりに信玄と幸村のドツキ漫才が見られましたね。幸村が御館様と互角に殴り合えるまで成長していることに驚きでしたw
 誰か一人忘れている気がしないでもありませんが、彼に関しては語る程の事もなかったということで。( ^ω^ )どうしてこうなった!?
 
 そしてまさかの劇場版製作決定。新作と謳っているところからして、豊臣が倒れた後の話でしょうかね?
 いずれにせよ、まだまだ続くのは間違い無さそうです。





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