魔法少女まどか☆マギカ 第12話「わたしの、最高の友達」


 魔法少女まどか☆マギカ 第12話「わたしの、最高の友達」の感想です。

 まどかはキュゥべえと契約し、魔法少女になることを決意する。
 まどかの願い、それは“この宇宙の過去、現在、未来すべての魔女を生まれる前に自らの手で消し去ること”。
 聞いた瞬間は( ゚Д゚)ハァ?という感じでしたが、その後の説明で納得。魔法少女達の祈り、願いを絶望で終わらせない為に――という訳ですね。なるほど。
 最悪な状況下で一番マシな選択をしただけという感もありますが、魔法少女になる=魔女化というルールを覆す上手い選択でしたね。
 一応、キュゥべえに過去の魔法少女達を見せられたからこそ辿り着いた結論と納得も出来ますし。

 まどかによる世界の改変。
 スケール感が半端ない。個人レベルから一気に宇宙レベルにまでスケールアップしたせいか、付いて行くのがやっとという感じでしたね。
 何だかビッグバンとかそういった宇宙規模の事象を眺めているような感覚でした。

 改変後の世界。魔女は生まれなくなったが、代わりに人々の呪いから魔獣が生まれるようになっていた。魔獣を倒す存在として、依然として魔法少女は存在し続けることに。
 さやか生存ルートが存在しなかった件。まぁ、個人的には全然問題ないんですけどねw そんな不遇な青い子が僕はまどか☆マギカで一番好きだったりします。結果的に救われたとも言えますしね。
 ほむらに関しては何とも言えないですね。仕方が無いとしか。
  
 最終話まで見た感想ですが、色々と思うところのあるアニメでしたね。
 構成、演出は文句の付けようのない出来でしたね。
 ストーリーは個人的には第10話までなら神といっても過言ではないのですが、最終話を見た後だと人を選ぶアニメだなぁ、という印象です。
 話が壮大すぎる、すっきりしない結末、どことなく宗教っぽいなどの理由で微妙に感じる人もいるのではないでしょうか?
 
 二期とかあるのでしょうかね? もう何をやっても蛇足にしかならないような気がしますけど……大ヒット作ですし、これで終わりってことは無さそうです。
 もしも二期があるとするなら、本作以上のものを見せてくれることに期待ですね。

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