これはゾンビですか? 第06話「そう、私は死を呼ぶもの」


 これはゾンビですか? 第06話「そう、私は死を呼ぶもの」の感想です。

 ユー無双を期待した俺に謝れっ!(冗談です)

 京子との戦いの場にユーが姿を現したところから。
 ミストルティンを使って魔装少女に変身するユー。……ああ、なるほど。歩がハルナの魔力を吸い取ったんじゃなくてユーが張本人だったんですね。
 謎が解けてすっきり――と言う程の謎でもありませんでしたが。ユーの最強ぶりに拍車が掛かったぐらいですかね。
 で、魔装少女に変身してチェーンソーを武器に戦うかと思いきや……

 ユーと京子の戦い。命のストックがあることを逆手に取って肉体に掛かる負荷を無視して強大な力を行使する京子に対し、ユーはただ一言「死んで」と告げる。
 京子の顔芸が――ではなくて。殺しても死なない相手を殺し続けるという、結構エグいシーンでしたね。
 言葉だけで殺せるのなら、別に魔装少女になった意味なくね?と思ってしまったのは内緒です。
 
 京子の全魔力を解放した一撃によりユーは敗北。彼女を守るため、歩達はもう一度京子へと戦いを挑む。
 全編シリアスなくせに歩の変身シーンはノーカット。……まぁ、何も言うまい。
 京子の弱体化と歩の言動が些か不自然に感じましたが、決着の付け方は悪くありませんでしたね。
 これまでの話で死を重いものとして扱う描写を事前に入れておいたからこそ、大勢の人を手に掛けた上に自分の命まで奪った相手を殺さなかった事に説得力が持たせられたと思います。
 
 戦いが終わった後。歩達が京豆腐を受け取りにやって来た大先生と話をしていると、突如“夜の王”と呼ばれる人物が京子の身体を操り、その場から姿を消してしまう。
 大先生の感じの悪さが半端ない。良い人……なんでしょうかね? どうにも裏があるのでは勘繰ってしまいますw
 夜の王はアニメのラスボス的な位置付けでしょうか? 

 今回は最初から最後までシリアスな内容でした。
 連続殺人犯の件には片が付いたので、次回からはまたギャグがメインになりそうですね。













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