DOG DAYS 第13話「約束」


 DOG DAYS 第13話「約束」の感想です。
 
 携帯電話を伏線に使うなり、奇跡なら奇跡でたった一つで十分だろうに。
 ゲームじゃないんだからさぁ……

 ありきたりな展開でシンクを再召喚する方法もご都合主義極まりないという有様でした。
 さすがにつまらない、つまらないと繰り返すのもアレですし、何がダメかという感想は前回で書いたので、良かった点だけを述べるとしましょう。

 まず最終話ですが、シンクとミルヒオーレ、エクレールの別れの場面は良かったですね。
 ミルヒオーレはそれなりに時間をかけて関係を構築しただけあって、最後の涙や好きだという台詞に重みを持たせられたと思います。掴んだ手が離れる演出も悪くありませんでした。
 エクレールは下手にデレさせずに最後までつっけんどんな態度を貫き通したのが好感触でした。あと場面の転換を使った見せ方が上手かったですね。

 次に全体的な感想ですが、キャラクターは良かったですね。
 ミルヒオーレは魅力的なヒロインでしたし、エクレールやリコッタ、レオンミシェリあたりも個性と作中の役割を上手く両立出来ていたと思います。
 明らかにメディアミックスや二期を狙って出したとしか思えない幼なじみや師匠、主人公より強いであろう自由騎士と隠密筆頭、そして大多数の空気キャラ達については、この際目を瞑るとしましょう。
 
 二期がありそうな終わり方でしたが、どうでしょう?
 もしも二期があるのなら、きちんと主人公を話を中心に据えてほしいものですね。


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