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化物語 第15話「つばさキャット 其ノ伍」


 化物語 第15話「つばさキャット 其ノ伍」の感想です。

 忘れた頃にやってきたな。

 物語は前回の続きから。暦と翼が付き合えば、自分は消えるというブラック羽川。羽川翼が自分に恋心を寄せているだなんて露ほどにも思っていなかった暦は彼女の言葉に動揺を覚える。
 翼は本当に報われませんね。まぁ、羽川翼が好きな自分にしてみれば“そこがいい”のですが。
 ブラック羽川から翼の本心を聞いた暦の動揺する姿が迫真に迫っていましたね。部分のアップを使ったカットの上手さは、さすがシャフトといったところでしょうか。
 
 OP明け。ブラック羽川の口から語られる翼の暦への想いを聞いて、暦はそれでも自分はひたぎの事が好きだと伝え、怪異の口を借りて自分に本心を打ち明けている翼の弱さを責める。
 家族に対するストレスと恋愛のストレスを同じものとして扱ってはいけません。まぁ、人の気持ちなんてものは当人にしかわからないものです。
 ましてや暦は羽川の本心をついさっき知らされたばかりですものね。疑問に思ってしまうのも無理はないかと。
 「羽川本人が言うべきだった」という暦の台詞は至極真っ当なものだと思います。それでもなお、ブラック羽川を何とかしたいと考える暦はやはり優しい人間なのでしょう。

 暦と翼が付き合う以外に、もうひとつ解決方法があると言うブラック羽川。彼女の言葉に従って、暦が街灯の下まで移動すると突然、ブラック羽川が暦へと襲い掛かってくる。
 もうひとつの解決方法――それは暦を殺害することだった。
 流血描写が凄かったですね。こうして映像で見ると、暦を殺そうとするブラック羽川――怪異の恐ろしさがダイレクトに伝わってきます。
 自分が死んだら悲しむ人間がいると暦が気付くシーンが良かったですね。王道ですが、これまでの紡いできた物語の重さを感じさせられる場面でした。

 忍に助ける求める暦。すると、暦の影の中から忍が姿を現し、ブラック羽川の手から暦を救出する。忍はそのままブラック羽川に圧し掛かり、彼女の首筋に牙を突き立てる。
 飛び蹴りで吹っ飛ばして、マウントからの吸血で勝負あり。忍強いっ!
 空が明けていく中、翼の言葉に暦が答えるところは原作でも好きな場面です。

 翌日。暦が忍野のもとを訪ねるとそこはもぬけの空だった。
 暦がこれからも怪異に出会うことはあるだろうが、何とかなるだろうと述懐して劇終。
 
 これにて化物語は終了。全体的な感想としては全編とおして面白かったですね。
 個人的には『まよいマイマイ』、『するがモンキー』の評価が高いです。『ひたぎクラブ』は尺不足、『つばさキャット』は冗長、『なでこスネイク』はちょっと手抜きが目立ってしまったのが惜しい。
 私見ですが、西尾維新とシャフトは相性がいい感じを受けましたね。西尾維新の作品は会話が主体のものが多く映像化すると間が持たないところを、シャフトの演出が上手く誤魔化していたような気がします。 
 この調子で傷物語、偽物語と映像化してもらえると嬉しいですね。




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